ライザップでは、お酒は基本的にNGですが、ウイスキーと焼酎は蒸留酒の為、糖質が含まれておらず3杯までなら飲んでOKとされています。
とはいえ、糖質制限ダイエット中の人にとってお酒は、糖質が含まれている、いないにかかわらず、アルコール自体に様々なデメリットがあるということをご存知でしょうか?今回は、そんなデメリットを紹介したいと思います。
糖質制限中にお酒を飲んで体感した危険性
僕はライザップの期間中の毎日の食事内容を記事にしていますが、その中でこれまで4度ほど、お酒をのみました。ライザップを開始して24日目・32日目・35日目・37日目です。
しかし、ライザップに入会して、糖質制限を始めて感じたことは2つ。
- すぐ酔っ払いお酒が弱くなった
- 頭が痛くなる
実は、トレーナーさんからも「糖質制限やってるんでお酒弱くなると思います。」と言われていました。
僕は、「そうは言っても、そこまで弱くはならないだろう。。。」と思っていましたが、実際飲んでみて本当にお酒が弱い体になっていてびっくりしました。
ライザップで糖質制限の生活を始めて、初の飲酒をした24日目。2、3杯飲むともう結構酔っ払ってきて、頭痛も少し感じ、体も少しだるいし熱い。という状態になりました。少し飲んだだけで「もう良いや。」という感覚になってしまいました。
これが僕が、糖質制限を始めて、お酒を飲んで体感したデメリットです。
糖質制限中のお酒のデメリットとは?
ということで、これも踏まえながら、実際に糖質制限ダイエット中にアルコールはどの様なデメリットが有るのかご紹介していきます。
糖質制限でお酒が弱くなる
アルコールを飲むと肝臓でアセトアルデヒドに分解され、更に、このアセトアルデヒドは酵素によって酢酸に分解されます。
ちなみにお酒が弱い人が飲んで吐き気や頭痛がする、または、二日酔いになるのはアセトアルデヒドや体内の水分不足が原因です。
アルコールは肝臓で分解されますが、その際には体内の糖分が大量に使われます。飲み会の後、シメのラーメンが食べたくなる人も多いのは、アルコールを分解するために糖が使われるため、血糖値が低下した状態になるためです。
つまり、糖質制限をすると糖を摂らないため、肝臓でアルコールの分解に使える糖も少ないと言うこと。これによってお酒が弱くなるのです。次の日、二日酔いにもなりやすいので注意が必要です。
筋肉を分解させる
お酒を多く飲むと副腎という器官からコルチゾールというホルモンが分泌されます。このコルチゾールは血糖値をコントロールする働きがあり、なんと、筋肉からエネルギー源である糖を作り出すために、筋肉の分解を促進する作用が有るのです。
また、アルコールの分解に肝臓の処理が優先的に働き、タンパク質の代謝が遅れます。タンパク質といえば筋肉をつけることに非常に重要です。
筋力が低下するということは基礎代謝量の低下にも繋がるので、さらに悪循環になります。
脂肪を増加させる
アルコールが体内に入ると、脂肪などのエネルギー源の利用効率が低下するため、体脂肪として、脂肪組織や肝臓に貯蔵されてしまいます。飲んだ量に比例して中性脂肪の合成が進むこともわかっています。
結論!糖質制限中の飲酒は最悪!
糖質制限ダイエット中のお酒は最悪すぎる件
— けんぼー (@nken2929) June 10, 2019
⭕飲酒で分泌されるコルチゾールは筋肉を分解する
⭕肝臓の処理が落ちてお酒が弱くなる
⭕お酒を飲んだ量に比例して中性脂肪も増える
特に筋肉分解されるのはエグい
糖質制限は筋肉落ちやすいのに#ダイエット #糖質制限 #お酒 #ダイエット仲間募集 pic.twitter.com/qw73N4wSga
以上のことから、糖質制限ダイエット中のアルコール摂取はデメリット・リスクが大きすぎるということをご理解いただけたでしょうか?
重要な点は、上記で挙げたデメリットは糖質の低いお酒を飲めば回避できるというわけでは無く、アルコール自体ののデメリットなのです。そのため、糖質の低いウイスキーや焼酎を飲んだとしても回避することができないデメリットなのです。