ランニングと筋トレどちらがダイエットに効果的？その理由とは？

ダイエットにおいてランニングと筋トレどちらのほうが効果的、効率的なのか気になる人が多いようです。

もう答えを言っちゃいますが

結論は筋トレです！

その理由を今から紹介していきます。

※もちろんランニングも脂肪燃焼としてとても効果があるので、ランニング派ならランニング派で良いと思います。あくまでもダイエットの効率を求めるならという意味で筋トレだと僕は考えています。

1日の消費カロリーの内訳を把握しよう

ダイエットに効果的なのは筋トレかランニングかを考える時に重要なことが1日の消費カロリーの内訳です。

では、なぜ筋トレのほうが効率的なのか。

その理由は代謝アップが関係しています。

人間が1日に消費するカロリーの大半は基礎代謝による消費です。これ聞いたことがある人も多いと思います。内訳はこんな感じです。

1日の消費カロリーの7割が基礎代謝による消費なのです。ちなみに”食事”とあるのは、食事をした時にその消化をする時にカラダの中で使われるエネルギーのことです。

ダイエットのために運動するのですが、この運動は上記の内訳の中で言うと生活活動代謝に入ります。

「は〜今日はしっかり運動したな！」と運動直後は満足感がありますが、運動で消費できるカロリーは1日の比率の中でも2割程度なんです。

※何らかの運動がすでに習慣化していて1日1000kcal以上とか運動で消費しちゃう人や、肉体労働系の仕事をしている人の場合の生活活動代謝の比率はもう少し増えると思います。まあ、そんな人は、あえてダイエットの必要性は無いでしょう！

ではこれを踏まえた上でランニングと筋トレの性質を考えていきます。

ちなみに自分の基礎代謝が今どれくらいかを知りたい方はこのツールが使えます。僕が作った無料で使える計算ツールです。

ランニングは有酸素運動

有酸素運動とは、軽度〜中度の負荷を継続的にかける運動のことです。

ランニングは有酸素運動になります。運動中はエネルギーを供給し続ける必要がありますが、そのエネルギー源として体脂肪が使われるので、体脂肪燃焼を図ることが出来ます。

ランニングももちろんダイエットには効果的ですし、僕自身もおすすめです。実際に僕もランニングしてますからね！

※ランニングとジョギングは正確には性質が異なりますが、ここでは、いわゆる走ること＝ランニングと書きます。

次に筋トレについてです

筋トレは無酸素運動

ランニングが有酸素運動である反面、筋トレは無酸素運動です。短時間で大きな力を発揮する強度の高い運動を指します。その名の通り、エネルギーの発生に酸素は必要なく、糖をエネルギー源として利用します。

無酸素運動を繰り返すことで筋肉自体の強さが増えます。

細かく書くとかなり長くなるので、ざっくりと説明していますが、要点は

ランニング→脂肪燃焼

筋トレ→筋力アップ

ということです。

ではここで1日の消費カロリーの最も大きい基礎代謝の話に戻ります。

基礎代謝を増やすには筋トレ！

先程の1日の消費カロリーの内訳の中で、7割を占めるのが基礎代謝です。ここで考えてほしいのですが、この比率が分かっている中でどうすればダイエットにを効率的に出来るでしょうか？

答えは簡単で、基礎代謝をアップさせる事が最も効率的ですよね。どう考えても！

しかも基礎代謝って何もせずに勝手にカラダが消費しているエネルギーのことです。つまり、基礎代謝をアップさせれば、1日の全体の消費エネルギーが勝手にアップするってことです。

そして、基礎代謝をアップさせる方法が筋肉量を増やすことなんです。